リノ(その1)

ダラスでのプログラムを終え、ネヴァダ州のリノに向かいました。私たちの研修も、残すところ約3分の1となりました。リノには5泊滞在したこと、中規模の都市であること、どこにいても雪を纏った美しい山々が見えることから、ゆったりとした気持ちで過ごすことができたように思います。

リノは、同じネヴァダ州のラスベガスと同様、カジノを観光資源の一つとしています。ですが、以前ほどカジノが栄えていないことから、レトロな印象を受けました。私たちが滞在したホテルには、カジノは併設されていませんでしたが、カジノ併設のホテルが集中しているエリアでしたので、平日は、ふらっと歩いている男性は見かけても、一人歩きしている女性や家族連れの姿はなく、あまり散歩向きの雰囲気ではありませんでした。しかし、休日に関しては、後で知ったのですが、グラスを購入して、バーを巡ってワインを楽しむという企画が催されており、多くの観光客で賑わっていました。ウィンタースポーツを目当てに訪れる若者もたくさんいました。

リノでは、ハーグ条約や子どもが関わる問題に取り組む関係者との面談に加え、高校で授業に参加させていただいたり、ボランティア活動に従事したり、一般のご家庭でホームパーティに参加させていただいたりといった企画もあり、思い出深い経験をしました。

明日以降、いくつかご紹介できればと思います。

目次