面会交流に関する二つの会に参加して

今日は、午前中と、夜と、面会交流に関する二つの会に参加しました。

一方は、面会交流をしたくない側の視点の勉強会であり、他方は、面会交流を望む側の講演会でした。乱暴に分類してしてしまえば、母親側代理人と、父親側代理人と、立ち位置が異なる二つの会です。

どちらの主張内容にも、私が関与した案件に照らして、思い当たることが多々ありました。でも、そのような価値観が対立する中で、救うことができる事案(残念ながら、全部ではないのでしょう)を未然に救う方法は、親に対する教育ではないかと思います。子どもに対する影響を最小限に抑えられるのではと、微かな期待を持っています。

理想論かもしれません。人の理性を信頼しすぎているのかもしれません。長い時間もかかるでしょう。代理人の個人レベルでできることでもありません。でも、どちらか一方に偏った主張をするよりも、長期的に取り組んでいく価値があると思えるのです。