本日は、名古屋民事調停協会の研修会で講師をさせていただきました。
研修のテーマとしていただいたのは「民法(債権法)の改正の要点-改正提案のポイントと実務への影響」です。愛知県弁護士会の司法制度調査委員会に所属しており、債権法改正に関わっていることから、今回、講師をさせていただくことになりました。
債権法改正は、法律行為、債権総則、契約法全般に及びますが、1時間30分の研修でしたので、できだけ全体像についてイメージしていただけるよう心がけると同時に、改正された部分から、調停委員や司法委員の先生方が業務をされるときに関連するものを選択し、それらのポイントをご説明する内容としました。
私は、平成18年から20年まで名古屋簡易裁判所で民事調停官をしており、調停委員の先生方には大変お世話になりました。本日は、そのときにお世話になった先生方もいらっしゃいましたので、恥ずかしい講義にならないようにと準備に気を遣いました。
講義の途中で、休憩していただく時間もとれましたし、ほぼ予定していたタイムスケジュールに沿って時間内にお話しを終えることができましたので、まずはほっとしました。