エッセイ

最新のエッセイ

2009年03月27日弁護士 鬼頭治雄

 約束の時間を守ることは、社会人としての基本的なルールです。このことに異論はないと思います。もちろん、人間のやることですから、100%完璧にというわけにはいかないでしょう。途中で予期しない事故に巻き込まれたり、何かの手違いで時間を勘違いしていたということもあります。偉そうな前置きを書いておきながら、私自身にも、時間を守らなかったという心当たりがあります。

 

 しかし、それでも約束の時間...

2009年03月04日弁護士 鬼頭治雄

 ほとんどの弁護士は民事事件を中心に扱っています。私は刑事事件を扱う件数が比較的多いほうだとは思いますが、それでも民事事件のほうが圧倒的に多いです。

 ところで、民事事件を扱うにあたって最も重要な法律は何かと問われれば、多くの弁護士は民法と答えるだろうと思います。もちろん、複雑な事件を解決するためには、民法だけでは全然足りず、様々な法律を駆使しなければなりません。しかし、民法という法律は、...

2009年02月07日弁護士 竹内裕美

先日、「弁護士会案内」を担当しました。「弁護士会案内」は、愛知県弁護士会の広報活動の一つで、学生や一般の方を対象に、弁護士が裁判の仕組みを説明したり、法廷傍聴をご案内したりするものです。参加人数が多いときには、複数の弁護士で担当するのですが、今回、私が担当したのは、中学1年生の皆さん10人。私が一人で担当させていただきました。

子どもに尋ねたところ、中学校の授業で、班ごとに様々な職業の人に...

2009年02月07日弁護士 鬼頭治雄

天童荒太さんの『悼む人』(文芸春秋)を読みました。先日、天童さんはこの本で直木賞を受賞されたので、本屋にも平積みされている話題作だと思います。私はちょっとひねくれているせいか、芥川賞・直木賞というと、逆に敬遠してしまうのですが、この本はとても印象深い内容でした。

ある若者が日本全国を旅しながら、事件や事故の現場を訪れ、その場所で亡くなった方を悼みます。そして、その若者を取り巻く3人の視点か...

2009年01月17日弁護士 鬼頭治雄

私は、一ヶ月ほど前から、ポケットに歩数計を入れて歩いています。歩くことは健康維持に良いと言われていますし、一定時間連続して歩くことは立派な有酸素運動になります。弁護士の仕事は、日中、出かけることも多いのですが、デスクワークもかなり多いです。パソコンの画面とにらめっこしながら机に座っている時間が長いと、腰にも良くないだろうなと思います。それに、歩くことは、腰痛の予防にもなるそうです。

私は、...