エッセイ

最新のエッセイ

2018年04月16日弁護士 鬼頭治雄
 弁護士は、日常的に様々な場面で書面による通知をします。依頼を受けたことを相手方に知らせる受任通知、相手方からの質問に対する回答書、交渉の過程で相手方に送る和解(示談)案、相手方の違法・不当な言動に対する警告など多種多様です。  通知する場合、どのような通信手段を使うのかについては、ひと工夫が必要です。双方に代理人弁護士がついた場合は、FAXでやりとりするのが簡便で確実です(IT化の進...
2018年04月12日弁護士 鬼頭治雄
 アムネスティ・インターナショナルが昨年の世界の死刑に関する報告書を発表しました。これによると、判明分で23か国・地域で少なくとも993人の死刑が執行され、前年比4%減だったそうです。ただし、この数字には中国における数千件の執行件数は含まれていません。中国では死刑に関するデータが国家機密とされているからです。執行数が多いのは、中国、イラン、サウジアラビア、イラク、パキスタンの順です。 ...
2018年04月10日弁護士 鬼頭治雄
 当事務所は、私と竹内弁護士の2名で、他には事務職員の方がいるだけです。弁護士は他にいません。  最近では名古屋でも5人、10人、20人という規模の事務所が増え、その内訳は、経営者弁護士(パートナー弁護士と概ね同義のようです)が1人ないし数名、他は勤務弁護士(アソシエイト弁護士と概ね同義のようです)という構成が多いようです。  弁護士が多数所属することによって、多様な考えがぶつか...
2018年04月06日弁護士 鬼頭治雄
 1月から3月まで、テレビドラマ「99.9刑事専門弁護士II」を観ていました。興味深かったのは、依頼者との向き合い方、実験を中心とした証拠の作り方、法廷での物の示し方などが、従来のこの種のドラマに比べてリアルに制作されていたことです。刑事弁護の実務を熟知している方が監修したとのことですので、それもそのはずと楽しませてもらいました。  刑事事件に関して弁護士が登場する昔の映画やテレビドラ...
2018年04月04日弁護士 鬼頭治雄
 被疑者が私に対し接見室で事件についてどのように説明するか(自白か否認かなど)はさておき、起訴されることが確実と思われる事件や、起訴されるかどうか分からないが事実関係に争いがあると思われる事件については、ほとんど全て黙秘を勧めるようにしています。理由は、以前、「なぜ黙秘権を行使しないのか」で書いたとおりで、今も変わっていません。  ひと昔前であれば、このように黙秘を勧める弁護人は「捜査...