エッセイ

最新のエッセイ

2018年04月26日弁護士 鬼頭治雄
弁護士業界には、色々と古いしきたりがあります。 弁護士同士を「先生」と呼び合うのも、しきたりの一つと言えるでしょう。私自身は、実際に教えを乞うた師匠(学生時代の恩師とか勤務弁護士時代の経営者弁護士(いわゆるボス弁))以外、極力、同業者を先生とは言わないようにしています。しかし、自分より大幅にキャリアのある弁護士に対しては、やはり「先生」を呼ぶこともあります。 「上申書...
2018年04月24日弁護士 鬼頭治雄
 財務事務次官のセクハラ問題で、世間では実に様々な意見が飛び交っています。本人が事実を否認しており証明されたわけではないという意見から、辞任は当然だという意見、テレビ局が悪いという意見、さらには仕事欲しさに2人きりで会ったのが悪いとか、会話を録音したのが悪いとか、週刊誌に持ち込んだのが悪いとか、終いには次官がはめられたといった意見まであるようです。  このうち、事実が証明されたわけでは...
2018年04月20日弁護士 鬼頭治雄
 弁護士が増えた影響から、現在では年に1、2回程度ですが、自治体等の無料法律相談を担当することがあります。全3時間で1人あたり20分間の短い法律相談です。相談者は無料で弁護士に相談することができ、弁護士には、自治体等から弁護士会を通じて日当が支払われます。  弁護士になったばかりの頃は、誰からどのような分野の相談があるか全く予想もつかず、内心不安な気持ちで相談に臨んだものでした。しかし...
2018年04月18日弁護士 鬼頭治雄
 身体の拘束を受けている被告人又は被疑者は、弁護人又は弁護人を選任することができる者の依頼により弁護人となろうとする者と立会人なくして接見することができるとされています(刑事訴訟法39条1項)。被疑者・被告人にとって重要な秘密交通権であり、これ以外の接見は、原則として施設の職員が立ち会う一般面会となります。例えば、民事事件の打合せや交渉などのため、勾留されている被疑者・被告人と接見する場合は...
2018年04月16日弁護士 鬼頭治雄
 弁護士は、日常的に様々な場面で書面による通知をします。依頼を受けたことを相手方に知らせる受任通知、相手方からの質問に対する回答書、交渉の過程で相手方に送る和解(示談)案、相手方の違法・不当な言動に対する警告など多種多様です。  通知する場合、どのような通信手段を使うのかについては、ひと工夫が必要です。双方に代理人弁護士がついた場合は、FAXでやりとりするのが簡便で確実です(IT化の進...