証拠と構成

書面を作成するとき、最も大切にしていることは、裏づける証拠の整理と、全体の構成です。

説得力のある書面には証拠の存在が不可欠です。相手方代理人から、威勢が良く、また、流麗な文章でまとめられた書面が届いても、証拠による裏づけがなければ、脅威には感じません。反対に、多少拙い文章でも、要所要所が証拠で固められていると、手強いと感じます。自分が提出する文章についても全く同じことがいえると思います。

また、書面を読みやすくするためには、全体の構成を工夫する必要があります。どのようなことを、どのような順番で書くか、繰り返し考えながらメモをとります。昔やっていた司法試験の論文試験の勉強とよく似ています。全体の構成さえ決まれば、長い書面の作成もそれほど大変なことではないと思います。