遠隔か対面か

先日、遠隔診療に関するラジオ番組を聴きました。離れた場所にいる医師が患者と通信機器を使って診療するというものです。科学技術の進歩を前提として、専門医が足りないことや、通院を怠る患者が重症化する例が少なくないことなどが背景にあるようで、だいぶ利用されるようになったようです。遠隔診療の対立概念は、対面診療です。

ふと、弁護士が依頼者と打合せをするときにも、遠隔でできる場合があるかしらと考えました。確かに、企業向けの仕事や、事前にメール等で細かい点をすり合わせてから会議に臨む場合などには有効かも知れません。

ですが、私が多く扱っている家事事件の場合、依頼者と打合せをする際、依頼者の表情や体調の変化をよく把握して、打合せのペースや言葉の使い方を変えていくことがよくあります。映像だけでは読み取りにくい部分があると感じます。こういう場合は、やはり対面打合せが原則になろうかと思います。