債権法改正十番勝負研修会

昨日は、公益財団法人日弁連法務研究財団主催の「債権法改正十番勝負研修会(その6)〜借主保護を踏まえたビジネスモデル〜」という連続研修が愛知県で開催されました。

東京から、学習院大学名誉教授の野村豊弘先生、弁護士の高須順一先生と丸山裕一先生をお迎えして、賃貸借契約に関する基調講演とパネルディスカッションを行いました。愛知県弁護士会からは、私が所属している委員会から2人の若い弁護士がパネルディスカッションに参加されました。私も事前準備とパネルディスカッションを担当しました。

改正法によっても全てが明文化されたわけではなく、やはり解釈に委ねられた問題があります。この連続研修は、参加者の方に対し、単に条文の解説をしたり、正解を提供したりするのではなくて、今後の検討課題を提示するというコンセプトです。パネルディスカッションでは、賃貸借契約の個人根保証人の保証範囲を元本確定事由との関係でいかに考えるのか(賃借人死亡後の原状回復費用、損害賠償請求など)、賃借物が一部滅失した場合の法的関係など、合計4つの問題を取り上げました。

参加申込は120名を超え、多くの方に来場いただけてホッとしました。また、パネルディスカッションに若い弁護士が参加され、熱心に取り組んでくださったことをうれしく思いました。事前に集まって、何度か打ち合わせもしました。委員会活動をすることで、愛知県以外の弁護士の方と交流することができたり、勉強の機会を頂いたりと、私自身はとても良い経験ができたと思っていますので、若い弁護士の方にも、同じように様々な機会があればと思うのです。