おくすりの時間

少し前、飼い犬の背中に小さなできものを見つけました。獣医さんに診せたところ、薬を塗って様子を見ればよいとのこと、それ以来、1日に2回、消毒をして薬を塗っています。

面白いのは、飼い犬に向かって「おくすり」と私が声をかけると、飼い犬が尻尾を振りながら近づいてきて、薬を塗ってくれと言わんばかりに、私に背中を向けて座ることです。最初は偶然なのかなと思ったのですが、毎回、同じようにするのです。なかなか可愛らしいものです。

何故、飼い犬がそのような行動をするようになったのかを分析するに、おそらくは、何をされているのかは理解できないとしても、私が飼い犬に集中していることがうれしく、薬を塗り終わると褒められることもうれしく、その結果として、「おくすり=よく分からないけど楽しいこと」と認識するようになったと思われます。

散歩や遊ぶときには、飼い犬に集中していますが、それだけをしている訳にもいかず、私がパソコンに向かって仕事をしているときには、飼い犬はさみしい思いをしているのでしょう。そして、そういう時間は多いのかもしれません。

自分の方を見てもらえるというのは、飼い犬にとっては、何よりもうれしいことのようです。