あの走る姿は

先日の夜、地下鉄駅の近くの住宅街を歩いていたころ、前方にある駐車場の車の間を、一匹の動物が走ってる姿に気が付きました。最初は、その敏捷な動きから猫かな、と思ったのです。しかし、視界に入った姿が、猫よりも細長い印象を受けたので気になりました。

さらに歩いて、駐車場に近づくと、その動物が車の下を通り抜け、走って隣の敷地に入っていきました。暗くて色ははっきり分からないものの、より近くで見ると、頭が猫より小さく、胴体は細くて長く、明らかに猫ではありませんでした。

よく分からないのですが、思い浮かんだのはイタチ、フェレットです。その後、インターネットで検索したところ、かつてペットであったフェレットが逃げ出して野良化しているという内容がありました。

フェレットを飼育したことはないので、彼らがどのような環境での生活に適しているのかは分かりません。友人の家で飼育されていたフェレットは、レザー製品に対して興奮し、歯も発達していたので、肉食なのであろうということは分かります(食肉目・いたち科とのことです)。しかし、この暑い中、あの動物は住宅街で何を食べてどうやって生きているのだろうと思うと、明るい気持ちにはなれないのでした。

ちなみに、フェレットは、北海道動物の愛護及び管理に関する条例第2条(3)の「特定移入動物」です。同条例では、動物販売業者が購入者に対し、終生飼養する意思を確認して、適切な情報を提供する義務(13条)、飼育を開始・休止・廃止した日から30日以内に知事に届け出る飼い主の義務(14条)、本能・習性等を理解して、適切な飼養施設等に収容し、逸走させないように飼養する飼い主の義務(15条)などが定められています。