どちら側に立っても

面会交流に関する事件では、会わせる側の代理人になることもあれば、会う側の代理人になることもあります。

やむを得ないと思われる事案もあれば、当事者らの言動に苛立たしさを感じる事案もあります。親の感情に子どもが巻き込まれることが居たたまれなくなることもあります。どちらの側に立っても、疑問を感じ、様々なことを考えさせられる事件類型の一つです。

何が最善であるのか、よく分からなくなることもありますが、時折、長期間にわたって、面会交流を穏やかに継続している方に出会うこともあります。そういう方の共通点は、相手方に対して様々な思いはあるにせよ、ある程度の寛容さを備えており、相手方の親としての側面を尊重していることです。また、養育費の支払が十分に履行されていることもほぼ共通しています。

両親それぞれの努力による結果なのですが、そのような方に出会うと救われた気持ちになります。