昨日は、プレイルームについて記載しました。
プレイルームで親子の面会交流と実施する前に、どのようなお部屋で、どのようなおもちゃがあるのかについて、別居親に把握してもらうため、プレイルームを実際に確認してもらうことがあります。
そんなとき、別居親である依頼者の姿に感慨を覚えます。
それは、プレイルームでおもちゃを確認している姿が「親」になっているからです。つまり、子どもが喜ぶかどうか、子どもが楽しめるどうか、という観点で物を見ておられるのです。私が見たことがない依頼者の後ろ姿であり、改めて、この方は親なのだなあと思うのです。
いわゆる面会交流の原則的実施論に対しては、私は違和感があります。しかし、お子さんに会うべき親が会えていないというケースは存在しており、それはやはり歪んでいると思うのです。