家庭の法と裁判

先日、日本加除出版の雑誌「家庭の法と裁判」の第5号が発行されました。2015年4月に創刊されてから、7月、10月、1月と年4回発刊されています。

この「家庭の法と裁判」は、家事事件や少年事件の論文や裁判例を勉強するのに役立った「家裁月報」が廃刊された後、それに代わる雑誌として期待していました。もっとも、当初の号は、他の判例雑誌に掲載されている判例とほとんど重なっているなど、物足りなく感じました。

ですが、最近は、他の雑誌には掲載されていなかった裁判例が掲載されていることもありますし、特集記事にも興味が持てます。今号は、「離婚紛争における合意形成の現状と課題」という特集で、臨床心理士、弁護士、公益社団法人家庭問題情報センター(FPIC)、学者といった様々な立場から、子どもへの影響とそれに対する支援、離婚紛争の初期対応や、当事者の合意形成を弁護士、家庭裁判所や行政がどのように支援することができるのか等が論じられていました。

次号は、ハーグ条約案件の実務上の運用についての特集が予定されているようです。これも最新の話題だと思いますので、楽しみです。