東京での会議

昨日は、東京のアメリカンセンターで、ハーグ条約に関する会議に参加しました。

参加者は、アメリカ、カナダ,イギリス、オランダの各大使館職員、外務省のハーグ条約室の担当者、東京や大阪でハーグ条約の案件に携わっている弁護士でした。大使館や外務省の方からは中央当局の役割や統計情報を、弁護士の方からは経験をふまえたご意見をお伺いすることができました。

現段階では、ハーグ案件について、日本の裁判所でどのような事件が取り扱われ、何が争点となり、どのような結果となったのかを調査する手段がありません。裁判例が掲載された公刊物がないからです。そのため、他の弁護士が取り扱った案件を聞けたことは、とても勉強になりました。

会議では、日本におけるハーグ案件の問題として、強制執行の限界や、裁判例が公表されていないことが複数の参加者から指摘されていました。

ハーグ案件は日本では2年しか経っていない分野ですから、課題も多くありますが、それに携わる面白さを改めて知る機会となりました。