初釜

ここ数日、「初釜」という言葉をよく耳にしました。

昨日(17日)には、安倍総理大臣が表千家の初釜に参加したというニュースが報道されましたし、街中で着物姿の女性をよく見かける機会がありました。「初釜」とは、新年最初に行われるお茶会です。新しい年を迎えての晴れやかな行事です。

昨年から、私も茶道の勉強を始めたのですが、お茶は奥深い世界であると思います。

最近は、「嶋台(しまだい)」というお茶碗を使わせて頂きました。「嶋台」とは、この「初釜」で使われるお茶碗です。一双の茶碗なのですが、小さい茶碗の内側には金箔が、大きい茶碗の内側には銀箔が塗られています。高台のかたちは五角形と六角形です。

この「嶋台」でお茶を点てると、箔が少し剥がれます。つまり、金箔入りのお抹茶になるのです。そして、箔が剥がれれば、箔の塗り直しをします。「嶋台」の名の由来は明確ではないようですが、やはり、おめでたい事柄に関連しているようです。

このような道具が存在することを初めて知ったわけですが、客人を大切にする心や季節を味わう精神の余裕を感じました。日頃から、そのような心持ちでありたいものです。