「中古」ではなくて

今日の日経新聞のトップは、国交省が、中古住宅市場を活性化するため、情報開示や住宅診断の仕組みを整備する方針を打ち出したという記事でした。

様々な事情で持ち主が手放そうとする中古住宅の売買が活性化すれば、それに伴う設備や家具の市場も活性化するでしょう。また、高齢化で増え続ける空家対策にもなります。

記事によると、住宅取引全体における中古住宅の割合は、米英では約9割、フランスでも約7割に及びますが、日本では約1割にとどまるそうです。確かに、欧米を訪れると、戸建て、アパートを問わず、築年数のある住宅が大切に利用されているのを目にします。

住宅に限らず、自動車や家具などについても、現代の日本人は、新品を好む傾向にあります。もちろん、新品の良さもありますが、人が維持管理してきた中古品は、新品とは異なる良さがあります。

「中古」という日本語からは、どこかしらネガティヴな印象を受けます。ですが、例えば「ヴィンテージ」「アンティーク」「クラシック」など、外来語には味わいのある言葉がいくつかあります。