省略するのは難しい

弁護士業務の中で、毎日多くの郵便物を目にしますが、ふと「そういえば郵便番号はいつから7桁になったんだっけ」と思いました。インターネットで確認したところ、1998年(平成10年)から7桁になったそうで、もう17年も前のことなのですね。

それ以前の郵便番号は3桁か5桁だったのですが、町名まで郵便番号で区別して機械で読み取れるようになり、配達業務の効率化が図られたという触れ込みで、一律7桁に変更されたのでした。

そして、郵便番号が7桁に増えて複雑になった代わりに、宛先の住所については町名までを書く必要がなくなったという話だったと記憶しています。例えば「愛知県名古屋市中区丸の内1-4-12」の場合、「1-4-12」だけ書けば届きます、と。

確かにそうなのですが、ほとんどの方が宛先の町名まで書いているのではないでしょうか。郵便物が本当に届くのかどうかという漠然とした不安もあるのでしょうが、番地だけ書くのでは、送り先の方に対して何だか手抜きをしているような気がして憚られるという気持ちもあると思います。

結局は、住所を全部書いたうえ、7桁の郵便番号も書くので、差出人の手間は増えたような気がします。