ケンカできるなら

最近発行された週刊誌に、夫婦の問題が取り上げられていました。

それぞれの言い分をクローズアップし、夫婦でバトルをしている様子を紹介するという切り口で、なるほど、と思わせる内容でした。

と同時に、この記事に掲載されていたような、相手に指摘をすることができ、対等にケンカできるレベルであれば、まだ幸せなのではないか、とも思えました。

パートナーから精神的虐待、モラルハラスメントを受けていて、支配・被支配の関係が確立されていれば、相手に対して、もはや自分の言葉を発することもできないからです。自分の言葉を飲み込み続けているうちに、知らずと、自分そのものも失ってしまいます。

残念ながら、支配している側は、支配されている側にそのような深刻なダメージを与えていることに関心がありません。それは無意識でもあり、意識的でもあるのですが、一旦、その関係ができあがってしまうと、エスカレートすることはあっても、改まることはありません。

夫婦関係のご相談では、しばしばそのような話を伺って心が痛みます。なるほどと思いつつ、複雑な気持ちになった記事でした。