成年後見に関する研修

本日は、弁護士会で行われた成年後見に関する研修を受講しました。

今回の研修のテーマは、高齢者・障害者の虐待事案でした。具体的な事例に基づく内容でしたので、障害者の就労支援、施設入所の問題や行政との関わりなど、虐待事案に限らず、後見業務を行うにあたって参考になるものでした。

その中で、本人が親族から虐待を受けていた事案について、当該親族と本人を面会させるべきかどうか、特に死期が近付いているような場合はどうするか、という問題提起がありました。個々のケースに応じて、行政や施設と相談しながら決めることになりますが、とても難しい問題だと思います。

また、後見業務の死後事務について、法律が改正される見込みであるとのことでした。本人の死亡により、後見人の職務は終了します。現在は、後見人が、亡くなった本人の財産から入院費や入所費用などを支払う法的根拠がないため、必要があってもできない、ということがありました。しかし、改正後の法律では、既に弁済期が到来している債務については、後見人が支払えるようになるようです。

今後も、研修を継続して受講することで、ノウハウや最新の情報を得たいと思います。