考える仕事

今日、大学の研究者の友人から著書をいただきました。

300頁近い著書は、法学とは異なる分野であり、私が読んでもその深意を理解することは容易ではないかもしれません。ですが、その友人が、情熱をもって取り組み、相当な時間を重ねた成果であることが、ひしひしと伝わってきます。

研究者は、長い時間をかけて思索をめぐらし、それを著す仕事です。そして、その著書は、末永く後世に残ります。物事の本質を捉えるためには、実社会から少し距離を置いて、深く考えることが必要です。

弁護士業務も、考えるという点では共通しているのですが、事件はその都度解決していきます。事件を解決させるためには、瞬発力というか、短期的な思考も必要です。時折、実務家というのは、良い意味でも、悪い意味でも、消耗品なのかなと思います。

日々の弁護士業務に携わっていると、研究者の友人の仕事がまぶしく見えるときがあります。