発見!

愛知県警察本部と名古屋法務局の間に、広場(名城東小公園)があります。
警察職員と思われる人たちが何かの訓練をしていたり、昼休みの時間帯になると、スポーツを楽しむ人たちをよく見かけました。

今日、その広場の前を通りかかったら、土が盛り上げられ、その周りがフェンスで囲われていました。そして、その横には「遺跡発掘をしています」との看板が。まさかこんな身近なところで、と最初は意外に思えたのですが、よく考えれば、名古屋城のすぐ近くなのですから、遺跡が出土してもおかしくないのです。

ちなみに、埋蔵物については、民法241条に「埋蔵物は、遺失物法の定めるところに従い公告をした後6箇月以内にその所有者が判明しないときは、これを発見した者がその所有権を取得する。ただし、他人の所有する物の中から発見された埋蔵物については、これを発見した者及びその他人が等しい割合でその所有権を取得する。」と定められています。つまり、遺失物法の適用を受けるということですから、道路でお財布を拾ったときと同じように、埋蔵物を発見した人は警察署長に届ける必要があります(遺失物法4条)。

もっとも、埋蔵文化財については、「文化財保護法」という法律があります。例えば、埋蔵物が文化財にあたる可能性があり、所有者が明らかでない場合には、警察署長は教育委員会にそれを提出し、教育委員会が鑑査をするという手続きが行われます(文化財保護法101条、102条)。