お子さんと離れて暮らすお父さん、お母さんへ(面会交流)

子どもの面会交流事件では、お子さんと同居している方(同居親)の代理人になることも、お子さんと離れて暮らしている方(別居親)の代理人になることもあります。

面会交流は、同居親と別居親との間に他方に対する不信感があったり、思いがすれ違ってしまったりと、様々な難しさがあります。

お子さんと離れて暮らすお父さん、お母さんには、面会交流にあたって、以下の点をお願いしたいです。

まず、同居親に「ありがとう」という言葉をかけてあげてください。同居親は、子育ての楽しい部分だけではなく、大変な部分も引き受けています。また、面会交流当日に向けて、お子さんが体調を崩さないように、お子さんが面会交流を楽しく過ごせるようにと、別居親の見えないところで数週間前から気を配っています。

次に、同居親を安心させてあげてください。面会交流を実施した後、お子さんの感情が不安定になったり、興奮が続いて夜眠らないことがあります。同居親としては、お子さんがどのように過ごしていたのかが分からないと、何か問題があったのではないかと不安になります。例えば、面会交流を終えて、お子さんを同居親に引き渡すときには、どんなふうに過ごしたのかを知らせてあげてください。

そして、なかなか難しいことかもしれませんが、焦らないでください。焦りは、お子さんにも伝わります。また、同居親を追いつめてしまいます。いつもお子さんの気持ちに沿って考えてほしいのです。