弁護士会案内

先日、「弁護士会案内」を担当しました。「弁護士会案内」は、愛知県弁護士会の広報活動の一つで、学生や一般の方を対象に、弁護士が裁判の仕組みを説明したり、法廷傍聴をご案内したりするものです。参加人数が多いときには、複数の弁護士で担当するのですが、今回、私が担当したのは、中学1年生の皆さん10人。私が一人で担当させていただきました。

子どもに尋ねたところ、中学校の授業で、班ごとに様々な職業の人にインタビューをして、後日、その内容を発表するのだそうです。弁護士会のほかには、マスコミや民間企業などを訪問しているとのこと。学校の教室を離れて、子どもたちだけで行動しているからか、どの子もやや緊張しながら、はつらつとしていました。

まずは弁護士会で、裁判の流れを簡単に説明した後、一緒に裁判所に移動して、刑事裁判を傍聴しました。裁判を傍聴するのは初めて、という子どもが大半でした。子どもたちは、集合時間が決められていましたので、私は裁判の傍聴を途中で切り上げようとしました。すると、子どもたちは「最後まで傍聴したい」と言うのです。子どもたちが積極的に裁判を傍聴してくれたことがうれしくて、判決宣告まで傍聴してもらいました。すると、とても良いことが。

判決宣告を終えた後、次の裁判が始まるまで少し時間があるからということで、裁判官が子どもたちとお話をしてくれるというのです。予想外の展開に、子どもたちから思わず「わぁ!」という声が上がりました。裁判官と直接お話ができたなんて、とても良い経験になったのではないでしょうか。

私としても、限られた時間の中で、弁護士の仕事を少しでも知ってほしい、できるだけ多くのものを見てもらいたいという気持ちでしたので、緊張しました。子どもたちにとって、何かを考えるきっかけになってくれたらいいなと思いました。それにしても、子どもが学ぶ姿勢っていいものですね。色々なことに興味を持つ姿や、きらきらした表情に、何だか元気をもらいました。